ミラクルデンチャー症例107 (60代 女性)

当院で実施した入れ歯症例　女性 60代

製作したミラクルデンチャー

治療の概要

入れ歯治療の解説

今回ご紹介させていただく症例の方は、ホームページで吉原先生を知り、ぜひ相談してみたいと考え、無料相談で来院されました。

これまで歯周病に悩まされており、他の歯科院で何本か抜歯を余儀なくされたことから、抜歯に対して色々と疑問に思っていることなど、納得して治療しもらえるところを探そうと、色々な歯医者さんの情報を収集されたそうです。

無料相談ではご本人も後からおっしゃっておられましたが「先生に色々質問が多く嫌がれないか、入れ歯のことはよく解らないので基本的なことを聞いても大丈夫か、治療の進め方、途中の状態など細かいことばかり聞いても大丈夫か」と不安があったそうです。

しかし、治療に入る前の相談の時間で、このことは全て解決されたとのことでした。当院がこの、無料相談をはじめたきっかけも、このように「治療を始める前に納得してからスタートしたかった」「ずっと疑問に思いつつ・・・」「もっと自分がよく調べてから治療すれば良かった」といった声を伺ってのことでした。

本来、相談、説明自体も大切な治療行為の一部ですので、疎かにしてはいけないのはわかっていながら、時間や様々な事情で十分でないと考える歯医者は多いかもしれません。私たちも、相談専用の時間を確保するのは1日2組程度までしか対応できないのが現状ですが、少しでもお役に立てればと思い、この昼休みの無料相談を続けています。

治療は、上下とも一つめの仮義歯（治療用義歯）で咬合をしっかり整え、新しいかみ合わせにお口も慣れるところからスタートしました。並行して歯肉や口腔内全体の環境をと問える歯周病治療を並行して行いました。健康は口腔内への改善は、このように「細菌」と「力」のコントロールがカギになります。この両輪なくして、良い入れ歯治療は叶わないと思います。加えて、女性ならでも審美的な視点、治療がスタートから終わるまでの途中経過へのきめ細かい配慮などが大切だと考えています。

義歯（入れ歯）セットされた終わりではなく、毎月のSPT治療（歯周病安定期治療）に通われており、良い状態を維持されています。

「義歯をつけることで、奥歯で噛んで普通に食事ができるようになりました。噛んで食べるという行為が人生の楽しみの大きな要素であると実感しました。他人からの見た目も解決できて安心しましたし、話すという行為も歯とこんなに密接なんだと解りました。入れ歯で解決することがこんなに多いのなら、もっと早くここで治療をしていれば良かった」とおっしゃって頂いております。

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