ミラクルデンチャー症例111(60代 女性)

当院で実施した入れ歯症例　女性 60代

製作したミラクルデンチャー

治療の概要

入れ歯治療の解説

こちらの方は、よしはら歯科クリニックが監修する「女性専門入れ歯サイト」から無料相談でお越しになりました。

前歯のブリッジの土台となっていた歯がむし歯になってしまい、外れそうな状態ということで、将来的な全体治療を含めて、昼休みの相談時間を利用して頂きました。

ここまでの治療経過、希望することを詳しく伺い、口腔内の精密検査を行いました。上顎は、まず治療用義歯で仮の噛み合わせを作り、その後に前歯の土台、根の治療から被せ物へと進めました。

奥歯が噛み合わない状態で、前歯の治療を行うとずれが生じてしまい、正しく噛み合わせることが困難となるからです。このように、治療用義歯で咬合の調整、トレーニングを行うことで、最終義歯も初めからピッタリと馴染む効果もあります。

治療にあたっては、欠損歯（抜けている歯）も少ないことから、インプラント治療も検討しましたが、最終的には外科的な侵襲、治療期間の長さなどから入れ歯治療を選択されました。インプラント治療の安全性は高まってきており、有効な治療方法と言えます。但し、今回のケースでは半年から1年ほどかかることが予想されました。

歯を抜いて、傷口が安定するまで2か月、骨の状態により半年ほどかかることが解りました。また、インプラントを埋め込む骨が少ない（弱い）場合は骨移植等も必要となるたえ、1年程度の治療計画が必要となります。入れ歯の場合は、歯を抜いたその日に即時義歯（治療用義歯）を使用することもあり、スピード感を持って治療に当たれることも特徴の一つと言えるでしょう。

当院では、入れ歯相談をメインに行っておりますが、その方の口腔内の状態やご希望によりベストな治療、そしてベターな選択肢を提示した上で、一緒に治療計画に参加して意思決定していく流れを大切にしております。その中で、インプラント、ブリッジ治療、保険適用の治療も合わせて検討できるようにしています。

「自分や自分の家族だったら、こうしたい」が治療の基本スタンスですので、何でもお気軽に相談ください。

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