ミラクルデンチャー症例118「発音が気にならなくなり、前歯で嚙み切れるようになりました」(60代 女性)
ミラクルデンチャー症例118(60代 女性)
製作したミラクルデンチャー
治療の概要
治療費用 | ミラクルデンチャー(フィットⅤ) 右上1,左上6 605,000円(税込) |
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治療期間 | 2ヵ月(約5回) (義歯治療期間のみ) |
想定されるリスク | ごく稀に金属アレルギーを発症する可能性があります |
入れ歯治療の解説
今回ご紹介するのは、60代の女性患者様です。よしはら歯科の監修する女性の入れ歯サイトをご覧になり、昼休みの無料相談を利用されました。
当院では、初めての方に対して、無料の初回相談を行っています。診療時間に治療相談にお越しただくことで、聞きたいことをどんどん聞いていただき、これまでの数多くの症例をもとにできるだけ丁寧にご説明しております。
今回の方も、無料相談を利用され、治療に対する疑問や懸念点について率直にお話しいただきました。患者様の不安を取り除き、安心して治療に取り組んでいただけるよう、時間をかけて話し合いました。その結果として、保険適用の入れ歯ではなく、自費治療である『ミラクルデンチャー』を選択いただきました。
前歯の欠損部分には、以前から通っていた別の歯科医院で保険適用の入れ歯を作られましたが、金属のバネが見えてしまうことや、装着時の違和感が強く、日常的には使用を控えていたとのことでした。
上顎は、6番目の奥歯にも欠損があり、この2本を補う入れ歯が必要になりました。当初は、違和感の少なさを優先し、コンパクトな入れ歯を2個、前歯用と奥歯用で製作することも検討しました。
ただ、噛み応え、安定感、周囲の歯に負担をかけずに、お口全体として良い状態を長持ちさせることを念頭に設計し、最終的には、前歯と奥歯をつなげた一つの義歯(入れ歯)となりました。
「自分の舌の感覚を邪魔しないものが欲しい」といったご要望もありましたので、歯の裏側をつなげる部分は薄く細く、段差のないミラクルデンチャーフィットⅤを使用しました。治療内容とプロセスとしては、入れ歯の部分のみのシンプルなもので、むし歯や歯周病治療で多くの時間がかかることがなく、型取りをしてセットとなりました。
通常ですとリハビリ義歯を先に製作し、これをベースに、最終義歯へと調整、リハビリを行うのですが、今回はすぐに最終義歯の製作、セットへと進みました。将来の口腔内の変化を想定し、隣在歯が悪くなってしまった場合には、人工歯を追加できるようにしておき、長く安定して使える設計にしました。
患者様からは「残っている歯に負担をかけない入れ歯になって良かった。発音が気にならなくなり、前歯で嚙み切れるようになったことが嬉しいです」のような喜びの声をいただき、私たちも大変励まされます。当院では、今後も一人ひとりの患者様に寄り添い、最適な治療を提供していきたいと考えております。