ミラクルデンチャー症例102 (60代 女性)
当院で実施した入れ歯症例 女性 60代
治療の概要
年齢・性別 | 60代 女性 |
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治療費用 | 下顎 ミラクルデンチャー(フィット5)右下765 左下4567 605,000円(税込) |
治療期間 | 3ヵ月 8回 |
想定されるリスク | ごく稀に金属アレルギーを発症する可能性があります |
入れ歯治療の解説
こちらの方も、よしはら歯科クリニックが監修する「女性のための入れ歯サイト」をご覧になり、お昼休みを利用しての入れ歯無料相談にお越しになりました。
昼休みですので、他の患者さんがおりません(実はスタッフも休憩に入っているので院長しかおりません)。ゆっくりと落ち着いて色々はお話を聞かせて頂けます。
この相談を始めたきっかけは、義歯(入れ歯)のお話を周りに他の患者さんがいる時間帯や、お近くではなかなか相談しにくいということ、そもそも欠損部位の治療方法は多用で少し複雑だという経緯からでした。
今回は、上の入れ歯は保険の入れ歯で十分、下の入れ歯は、将来のお口の状態が変化しても対応できるようにと、ミラクルデンチャー(フィットⅤ)を選択しました。
ミラクルフィットⅤは、見えないところにしっかりとした金属フレームで覆われており、入れ歯が大きく(長く)なっても歪まないように見た目よりも頑丈な設計になっています。手軽なノンクラスプスプデンチャーで問題となる歪みや耐久性ですので、使い続けられる入れ歯は、まず咬合力に耐える耐久性が重要になります。
次に重要なのは、変化する口腔内にどれだけ対応できるかになります。新製した時は、細部にこだわりピッタリとした最終義歯をセットできても、お口の中は変化することがあります。歯周病の治療、メンテナンスをしっかり受けていても、歯肉が下がってきたり、噛み合わせが強いことで歯根破折(歯の根に亀裂が入ったり、割れてしまうこと)で、どうしても抜歯を選択しなければいけないケースもあります。
ミラクルデンチャーは、増歯(入れ歯に歯を付け足すこと)、リベースが容易にできるようになっています。リベースとは、入れ歯の裏面に樹脂を流してお口の中で固めて、入れ歯と歯肉の隙間をなくす処置です。簡単なリベースであればチェアサイドで比較的容易に可能です。