ミラクルデンチャー症例61 (70代 女性)
No.62 当院で実施した入れ歯症例 女性 70代
大阪からのご紹介で無料相談へ
こちらの方は、親族が大阪にお住まいでした。
そのため、ミラクルデンチャーの開発者である中川先生に直接問合せされ、『埼玉県であれば一番症例数の多い、北浦和のよしはら歯科へ』という中川先生のすすめがあり、ご紹介でいらっしゃいました。
ミラクルデンチャーとは、もともと中川歯科さんが始められた義歯です。そのため、大阪にて中川先生から直に指導を受け、認可を頂いた歯科医院だけで扱うことができる特殊義歯なのです。
そのため、最近では、こちらの患者さんのケースのように、埼玉県内のみならず、東京、千葉、栃木、新潟といった具合に、関東一円からわざわざ当院に相談にいらっしゃるようになりました。
ミラクルコーヌス
さて、こちらの患者さんは、上の歯が1本だけ残っておりました。
このようなケースの場合には、一般的には総入れ歯を選択することがあります。しかし本人の強いご希望もあった事と、残っていた歯が、比較的良い状態で残っていたため、この歯を活かし義歯を作るコーヌスタイプを採用することになりました。
残っている歯を金属で補強する内冠を作り、入れ歯本体としっかりと噛み合うような構造です。
しかしながら、骨が痩せている状態でしたので、一般的な入れ歯では吸着が期待できないことや、インプラントも難しい状態でした。
新しい入れ歯は、残った歯の向きを中心にして設計することで、将来そこが緩くなったり、更に骨がやせてきても内側の材料を足すなどして、身体の変化に対応できる入れ歯にしています。
もちろん、歯を残すことのリスクがありましたが、様々なリスクを想定しながら、設計することで、できるだけ長く快適な状態で噛めるように配慮しました。
ミラクルフィット
下の歯は、同じくミラクルデンチャーのフィットαタイプという、リング式の固定装置を組み合わせ、残っている歯を最大限活かし、負荷を分散させる部分入れ歯としました。
このリングは、金属で耐久性の高いものを使用しますが、全体をピンク色の床で覆うことで、外から歯ほとんど見えず、審美的に優れたものになっております。
ミラクルデンチャーでは、金属の補強は極力入れ歯の中に閉じ込め、外からは見えない審美義歯で作ることができ、その点も女性の方に人気があるポイントかと思います。
上下並行しての義歯の治療でしたので、最初に噛み合わせの治療行うために、治療用義歯を製作し、何度か噛み合わせの高さや角度、バランスを調整しました。このリハビリ期間があることで、最終義歯がぴったりと合うことに多きく貢献します。
最初は慣れないことから、外すのに苦労するようなことがあるほど、ピッタリとフィットしていたそうです。
製作したミラクルデンチャー
治療の概要
年齢・性別 | 70代 女性 |
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治療費用 | 上下合計 約1,300,000円(税込) |
治療期間 | 約7ヵ月(約20回) |
想定されるリスク | ごく稀に金属アレルギーを発症する可能性があります |